気まぐれ腕時計館

腕時計好きになって31年。貯めてきた戯論を気ままに書いています。

スピードマスター 321の復刻

書こうと思いながら無駄に時間が過ぎてしまってました。

321の復刻をどう捉えるべきか?

自分的になかなか消化しきれていません。

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悪くはない。

けれど誰に必要なのかわからない。

価格を考えてもコレクター向けであることは間違いない。

何故オメガがこれを復刻したのかさっぱりわからなかった。

 

 

 

ダイバーズウォッチ礼賛 自粛ムードの中…

コロナウイルスは人に感染するだけでなく、経済をも大きく蝕んでいます。

時計業界も売れ行きは落ち込んでいると容易に想像できますが、各分野耐え忍んで欲しいところ。

時計好きを初めて27年になりますが、こんなことは初めてです。

特に金属に付着した場合のウイルス生存時間が意外に長いので、

外出からの帰宅時は腕時計も丸洗いできるものが良いと思われます。

メーカーの説明書によりますと、10気圧以上の強化防水でも水道水で直接洗うのはやめて欲しい旨がありますが、よほど強い水流でなければ大丈夫だろうと思います。ただ年数が経っているものはパッキンの劣化が心配。

こういう時は素直にダイバーズウォッチを使用するのが吉。

遠慮無く洗えます。なんなら私は石鹸つけて洗ってます。特にベルト部分は。

洗えない場合はウェットティッシュで丁寧に拭くのがいいかも。でもウェットティッシュも品不足のようですから、やはりダイバーズウォッチが最善。

時計好きは今こそダイバーズウォッチを活躍させる機会です。丘ダイバーでも意味ある使用であります。

持ってない人は勿論、

年数経ってて防水が心配なら新しいダイバーズを買いましょう。f:id:echolo223:20200315123612j:image

 

アストロン VS アテッサ(サテライトウェーブ)

備忘録代わりにブログに残します。

アストロンは毎日2回(成功すれば1回)衛星からの電波を拾おうとします。

アテッサは6日の間に強制受信がなければ自動受信で電波を拾おうとします。

この違いはセイコーシチズンの考え方の違いが明確に出ています。

セイコーはとにかく電波拾いまくって絶対精度を出す。

シチズンは時計そのものの精度を上げて衛星電波は補助として使う。

というのは、

アストロンは電波を拾わなければ月差±15秒のクオーツ時計であるところ、

アテッサは電波を拾わなくても月差±5秒という高精度クオーツなので、電波補正の回数が少なくても、元々精度が高い。

結果として満充電からのバッテリー持続時間にも影響するでしょう。

毎日2回受信してもアストロンは満充電から6ヶ月電池持ちます。低電力で動かす技術力はセイコーが積み上げてきた技術なので、これも評価できます。

どちらが好きか?

好みの問題ですね。

ちょっと違いますが、

キャノン VS    ニコン

みたい。両社のレンズの作り方も社風が見えて面白いです。(また別の機会に)

ROTARY シャーロック

これは頂き物です。

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英国ロータリーのカンタベリー

通称はシャーロック。

英国のドラマ「シャーロック」の主人公が着用していたそうで、その筋では有名らしいです。全く知らなかったので、TUTAYAでDVD借りてきました。名探偵の事件解決ものは好きです。

37mm径、上品なデザインなので時々使おうと思います。

ちょうど良いサイズです。

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ミヨタクオーツなので、信頼性もそこそこあるでしょう。

 

 

ブローバ 新作

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これはなかなかいいんじゃないでしょうか?

ブローバはシチズン傘下ですので安心して使えるブランドの1つです。

機械式なのも愛敬。

ダイバーズウォッチは回転ベゼルで60分まで計測できますが、この時計は2つの内転リングで12時間まで計測できます。視認性の悪いクロノグラフより使えるかも。

竜頭が軽く回らないか(基準点が不意に変わりやすくないか)、実機で確認したいところです。

ビジュアルも良いですね。

オススメです。

 

スケルトンケース イルクジ

昨年購入して非常に気に入ってるG–SHOCK。

イルクジ2019年モデル。

ブルーのベースをスケルトンベゼルで覆ったもの。

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機能もシンプルだし見た目もそれらしくて一目でこれはイイ!と久しぶりにイルクジを買いました。いくらだったか忘れましたが、3万円もしなかったと思います。

 

最近写真で見たこの669万円の時計↓を見て、イルクジの方が明らかにコストパフォーマンス高いよね?と自分独りで納得しています。

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いやぁ、いいんです。

腕時計は自己満足できることが肝要ですから。

国産ならではの安心感 アストロン

アストロンを1週間使用していて少し気になることがありました。

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わかりますでしょうか?

秒針が15秒を指しているところで長針がちょうどインデックスをピタッと指します。

つまり購入時は気がつかなかったのですが時針(長針)が15秒〜20秒遅れていました。

普通の時計を使用されてる人は

「なんのこと?合わせればいいんじゃない?」と思われるでしょう。

ごく普通の時計であれば長針の位置は竜頭で調整可能ですが、アストロンは微妙な長針の調整はできません。長針は5秒毎に動きます。そして時刻設定は手動でもできますが、その場合は1分毎に動くので長針の取り付け位置が組み立て時に少しズレていたらズレたまま動きます。

なので長針のズレはメーカーあるいは腕の良い時計修理師さんでなければできません。

このことは時計店の店員さんでも理解できていない人が多く、説明してもわかってもらえなかった上、挙句には「そのレベルを言われるならGSを買ってもらわないと…」と言われる始末。口論はなるべく避けたく、時計店とは良いお付き合いをしたいので、「ですよね」と軽く笑って返しましたが、心では笑っていませんでした。ちなみにGSはクオーツと機械式を所有しています。そしてちなみにGSとアストロンでは針の調整方法がまるっきり違います。笑

時計店と交渉するのは速攻で諦めて、メーカーと直接お話することにしました。お客様相談室に問い合わせたところ非常に気持ちよく即座に理解してもらえました。そして納得のいく丁寧な対応とサービスでありました。あたりまえ?ではないです。こういう対応はあたりまえではなく、真摯にユーザーと向き合おうという姿勢を持っているメーカーでないと無理です。クレーマーと思われても仕方ないような細かい話ですから、とあるサービスによってはそういう話は跳ね除けられることもあるようです。真摯で丁寧な対応は日本メーカー、セイコーならではだろうと思います。もちろん、全ての出荷品がそういう初期調整が必要ないものであればもっと良いのですが、大量生産品、特にシビアな取り付けを要求されるモデルではある程度の誤差は許容範囲なのかもしれません。実際に気にならない人は気づきもしないと思います。

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セイコーのバシッとした気持ちの良いフォローのおかげで、自分好みの完璧な状態になって帰ってきたアストロン

つい最近に出会ったにも関わらず、調整してもらったことで完全に自分の時計になった気がします。現在考えられる最高のシステムを搭載したアストロン。メーカーフォローも併せて信頼性は抜群。とても長〜い付き合いになりそうです。