いわゆる最強の防水性と耐久性を誇るダイバーズではなく、ごく一般人がオンタイムあるいはちょっとアクティブなオフタイムにもちょうどいいダイバーズ。
例えばこの一本。
とにかく軽い。
そしてセイコーダイバーズの厳しい規格をクリアしている。
サイズは40mm以下。
サイクリストには普通かもしれないけど、ニワカサイクリストだった自分が自転車で淡路島一周(155km)した時の相棒。
淡路島周ったことある人(いるかな?)ならわかると思うけど、南淡路の坂はめっちゃキツイ。
必死で攣りそうな足にカツを入れながら登りきった時はヘトヘト。そしてアップダウンがあるからさらにキツイ。
そんな時に腕時計なんかに気遣いなどしている余裕はゼロであります。
頑丈で見やすくて軽かったらオッケー。
セイコーダイバーズのチタニウムケース・ソーラークオーツは素晴らしいアイテムでした。
自転車にはサイコンがあるので腕時計要らんやろ?という御仁もおられようと思います。
確かにそうなんですが、それは自転車に乗ってる間の話で乗り出したら地面に足をつけないというギンギンのサイクリストならそうかもですが、僕のようなニワカサイクリストはそうはいきません。休憩しまくります。
なので自転車から離れることも多く、腕時計は必需品。また安いサイコンのモードが現在時刻になっていない場合もあるのでやっぱり必要なんです。百歩譲ってサイコンもスマホもあるでしょう?と言われると、腕時計好きが冒険するときに腕時計しないなんて考えられないわけです。如何なる時にも腕には何かしらの相棒が必要なのが腕時計好きの必要条件。
さて、
今時はこのセイコーソーラーチタンダイバーサイズのダイバーズを探すのが難しくなってきました。
最近ようやく少しのメーカーから出されていますが…
例えばオリス。
これは実際に時計屋さんで試着しましたが、いいですね。価格も比較的買いやすい。
それと泣く子も黙る?天下のロレックス様!…の子分。昔はチュードルと言ってたのですが今は正規輸入を記念してかチューダー というそうで。
これも試着しましたが、ピシッと細い腕にも収まる気持ち良さは親分のサブマリーナよりも上でした。
ダイバーでもないのに300mとか1000mとか非常識な防水性なんて元来必要性がないのです。
でもダイバーズというカテゴリーの時計自体は視認性や回転ダイヤルや頑丈性において非常に使い勝手が良い。
オリスの100m防水やチューダー の200m防水はちょうど良いサイズ(厚み)に押さえられてて毎日使うにはもってこいのベストダイバーズであると思います。