気まぐれ腕時計館

腕時計好きになって31年。貯めてきた戯論を気ままに書いています。

アウトドアウォッチ 考察6

フィールドで多機能時計は必要か?

 

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気圧、高度、温度、方位がわかる多機能ウォッチ。写真は初代プロトレックトリプルセンサー。フィールド多機能ウォッチの最初でしょうか。

他にもGPSデジタルウォッチもあります。

 

これらの多機能ウォッチがフィールドでどれだけ役に立つかという話ですが、正直言ってあまり役に立つとは言いにくいですね。

 

方位はコンパスの方が使いやすいし、高度計は気圧を利用しているので天候に左右されます。

山にある高度が書いてある札と誤差を確認して合ってるかどうか楽しむという…何をやっているのかわからない状態に。

温度計は腕につけていると体温の影響で全くトンチンカンな値になります。

 

いざという時のお守りにはなりますが、正直言って腕時計は時間を知る道具としてだけ機能してくれれば十分だと僕は思います。

 

もっと複雑なのは事前にトレッキングのルートを入れて到達度を表示させたり心拍を計測しながら運動強度を管理するものもありますが、どれほど必要か疑問です。

 

腕時計を見て管理してる間にアウトドアの綺麗な空気や素晴らしい景色を1分でも多く味わった方が得な気もします。

 

ただ、ガジェットとしてフィールドを楽しむアイテムとしては面白いです。

アウトドアをガチで冒険に行くなら別ですが、普通はアウトドアはレジャーで行くわけですから、こういうガジェットが楽しみのアイテムになって気分が盛り上がれば多機能ウォッチの存在意義は十分だと思います。

 

レジャーは気分が大事ですから、是非お気に入りの腕時計で。