「一生モノの腕時計」という表現が流行ったのは実はもうかなり前のことで、今は減ってきている気がする。
その原因の一つは、腕時計の購入層の年齢が上がったということ。
21世紀の初めくらいに腕時計ブームが起こった。WIN95や98がようやく世にITというものを広げはじめ、当時30代以上の最多購入層はまだ旧世紀の遺産をそのまま愛用する習慣があった。最多購入層はそのまま移行して現在50代以上になっています。携帯やスマホとともに育った若い購入層はそれほどに育っていない空気。
とすると、
50代以上の人間にとってもはや一生モノなどという陳腐な言葉は意味をなさないのです。
理由は…
書かずとも良いですね。
すでに短いカウンターが始まりつつあるのです。笑
普通のクオーツ時計でもちょっとマシなものなら30年くらいはもつと言われています。
50代以上の人にとって30年というのはほぼ生涯使える時計と言えるでしょう。