ETAの2010年問題から自社製機械が雨上がりのミミズのようにあっちこっちから出てきました。それは腕時計の価格アップとプレミアム製にもつながり、メディアの提灯記事の影響もあってか、バカバカしい価格を平気でつけるようになっています。
しかし企業も生き残るのに必死ですからリスクのある大量生産大安売りよりも少量生産高値売りの方が安全。そのためのアピールは忘れない。高値で買わせないといけませんからイメージ戦略は重要です。
そんなこんなでハウスモノの機械がミミズのようにウニョウニョしているわけですが、干からびてしまうものも中にはあって、いくら自社製で値打ちがありますと言われても修理できなくなってます。っていうんじゃ話にならない。一生モノとしては失格です。
ハウスモノはそういうリスクがあることを踏まえて買える人が買うべきモノと思います。
ただし、ハウスモノにも例外はあります。
ここなら大丈夫の可能性が高い!
というか、ここがダメなら時計業界も終わりでしょ?ってところのハウスモノは生き延びて更に飛ぶかもしれないミミズであります。
あえてどこそことはあげませんが、自分の勘を頼ってください。
ただし、
一生モノの修理に関して考えた場合の話であって、自分が気に入って惚れ込んだモノであれば、その時計を作ったメーカーがどうなったとしても何とか治してみせる!くらいの気合いと愛情が欲しいところではあります。個人的には。