備忘録代わりにブログに残します。
アストロンは毎日2回(成功すれば1回)衛星からの電波を拾おうとします。
アテッサは6日の間に強制受信がなければ自動受信で電波を拾おうとします。
この違いはセイコーとシチズンの考え方の違いが明確に出ています。
セイコーはとにかく電波拾いまくって絶対精度を出す。
シチズンは時計そのものの精度を上げて衛星電波は補助として使う。
というのは、
アストロンは電波を拾わなければ月差±15秒のクオーツ時計であるところ、
アテッサは電波を拾わなくても月差±5秒という高精度クオーツなので、電波補正の回数が少なくても、元々精度が高い。
結果として満充電からのバッテリー持続時間にも影響するでしょう。
毎日2回受信してもアストロンは満充電から6ヶ月電池持ちます。低電力で動かす技術力はセイコーが積み上げてきた技術なので、これも評価できます。
どちらが好きか?
好みの問題ですね。
ちょっと違いますが、
キャノン VS ニコン
みたい。両社のレンズの作り方も社風が見えて面白いです。(また別の機会に)