三十数年。
「良い腕時計とは?」
などと考えて来ています。
今更、それが無駄なことだとは思わないけれど、ゴールはないこともわかって来ています。笑
さて還暦近くなって、良い腕時計が高級腕時計だとはますます思わないようになりました。
「これくらいの腕時計は身につけておくべきだ」
というようなステータス性ももはや時代遅れ。
むしろ、
あまりステータス性のない腕時計をサラッと使う方がお洒落に見えることもありますし、楽でもあります。
還暦までなると定年退職ということにもなってきますし、定年のない自由業をやっていたとしても周囲を見ると自分より上の現役はあまりいなくなってる。
「もう若くはない。」
ということは言われなくても自分で気づきます。
社会に出て数十年、色んな経歴と経験という鎧を身につけてきた還暦世代にとって、腕時計で「武装」する必要は全くありません。
どんな腕時計をつけていようとも、数十年社会で生き抜いてきたという実績は腕時計をはじめ、身につけるもの以上に空気から滲み出ている。そんな気がします。
もちろん、
高級腕時計が必要ないということでもなく、自分がそれを好きであれば自由に使っていいと思います。
何百万円、時には一千万円を超えるような腕時計を身につけたっていいと思います。自分が楽しいならそれでいい。
けれど、「相応の腕時計」ということは意識しなくてもいいだろうと思います。
たとえば極端に言えばチプカシでもいい。
還暦以上にもっとはるか老年の方の腕にチプカシ。
すごくカッコいいと思います。
逆に使い込まれたロイヤルオークなんていうのも果てしなくカッコいい。
要するに、歳をとるとなんでもカッコよく見えてくるんですね。
一番大事なのは、歳のとり方。
若者が「あの爺さんなんかカッコいい」と思ってくれるような素敵な歳のとり方をしたいですね。
素敵な歳のとり方?
そこは各人にお任せいたします。
僕自身は、還暦とはいえまだまだアクティブに生きたいと思う方なので、こんな時計がよく思えます。

ハミルトン カーキアビエーション メカニカル
手巻き時計というマニアックさと小型軽量で行動を邪魔しない、けれどしっかりそこにある存在感が心地よく思えます。







