気まぐれ腕時計館

腕時計好き歴28年で貯めてきた戯論を気ままに書きます。

御守り時計

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腕時計の存在意義において時間管理の意味合いが弱くなった今、
腕時計愛好家は存在意義を他に求める。
その多くは、腕時計を愛好しない人々には無意味ではあるが、逆に愛好家にはとても重要。
自分にとって腕時計とは?
自分の場合、その一つに「御守り」というのがあります。
いわゆる験担ぎ的な。験担ぎと言ってもなんと言いますか、幸運を願うわけではなく、あ、いや、幸運であればそれに越したことはないんですが、身を任せると言った方がしっくりくるのですが、いわゆる仏教で言うところの「他力」に似た感覚。
何もしなくていいわけではなく、諦めるでもなく、できることを精一杯頑張ることは必要。
精一杯頑張ったらあとは身を任せるしかないじゃないと。
そんな時につけていたい時計。つまり成仏するにしても生き続けるにしても大事な時にこの時計をつけていたいと思えるような。
「御守り」ってそんなもんじゃあないでしょうか。

新型の超耐磁シリコンヒゲゼンマイコアキシャルに改良された最新のスピマスも魅力的でありますが、27年目の長い長い付き合いになるキャリバー861のこのスピマスこそが、自分にとって唯一無二の御守り時計であります。性能や質や世間的な値打ちで我がスピマスを超える腕時計は数あれど、自分にとっての意義ある存在として超えるものは最早生涯現れないかもしれません。

 

おそくなりましたが、皆様、
新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
各人色々と今年もありましょうが、どうか前向きに乗り越えていけるように気持ちと体力を整えて本年が皆様にとって有意義な年になるように心から祈念いたします。

2020年 気まぐれ時計大賞

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セイコー

T 0コンスタントフォース トゥールビヨン

 

非売品ではありますが、雫石で公開された超ド級の機械式時計。

芸術性と付加価値を求めた類のただの装飾トゥールビヨンではない。

常にトルクを一定にすることで精度を真面目に追求している。

 

GSは究極の普通をとことん研ぎ澄ませていますが、普通しか出来ないから普通を研ぎ澄ますのではなく、普通以上のことができる余裕ある技術力の中で普通を追求するのとでは意味が違う。

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GSの更なる発展と日本の技術力全般の更なる高みを追い求める必要性をここに示している気がします。

 

フルメタル G-SHOCK AWM500

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Gショックの黎明期、90年代の大ブームを経験した世代には、このデザインは一つのメルクマールであったという人もおられるでしょう。

 

フルメタルになって復刻した初代AW。

いい歳してGショックなんて…

という世代にも抵抗なく受け入れられるのではないかと思います。

フルメタル?

重くなるだけでGショックのスポーツ性能は失われるんじゃ?

というご意見は当然です。その通りです。

吊るしで175g。手首周り16.5cmの自分に合わせて駒外しても153g。決して軽くはないです。

しかし、これで長年Gショック愛好家を悩ませた?ウレタンの劣化から解放されると思うと、その重みも苦にはならない…と思うのは一人ではないと信じます。

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ウレタンモデルに比べて93%小さく作られているそうです。

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7%のサイズ違いですが、結構はっきりわかります。

腕につけるとしっくりきます。デザインの都合上ケース径は44mmほどですが、時計サイズを更に膨らませる突き出たラグもないですし、感覚的には38mmの時計をつけてるように思えます。

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アルピニスト 派生モデル

これは結構いいんじゃないかと思う。

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あとになってじわじわ味が出てくるタイプ。

セイコーは、

たまにこういう琴線に触れる時計を作ってくる。

77000円という微妙な価格設定も考えてるなといったところ。

プレサージュのアウトドア、ミリタリーバージョンと考えていいでしょう。

こういうのはロングランで作って温めていって欲しい。

 

できれば

針の夜光をインデックスと同じ枯れた色にしてればもっといい感じになるかなと個人的には思います。

 

磁気抜き 

4ヵ月近く毎日使ってるロンジンが突然大きく狂い出しました。ふと見ると3分から4分進んでたので、間違って竜頭引っ張ってしまったかも?と思い合わせ直しましたが日差4秒ほどで動いてたロンジンが明らかに数時間で大きく誤差が出てしまいました。

 

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(磁気抜き前の誤差は82秒と出ました。)

 

落としたりぶつけたりもしていないし、普通に動いて誤差だけ凄く出る状態だったので、これは磁気を帯びさせてしまったかもしれないと思って、Amazonで磁気抜き機を購入しました。中国製で1100円ちょっとで買えました。

 

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YouTubeで使い方(近ずけてさっと通り抜ける感じに動かす)を調べてその通りにするとうまく磁気が抜けました。

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(磁気抜き前、方位磁石の針は大きくブレてます)

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(磁気抜き後、方位磁石の針はブレがなくなりました)

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誤差も無事に元通りになりました。

 

磁気には日頃から気をつけているつもりなのですが、どこかで知らずにやってしまったようです。

使い方は少しコツがありますが磁気抜き機が一つあると安心かもしれません。

今までこんなに磁気帯びさせたことはなかったので初めての磁気抜きでしたが、うまくいって良かったです。

もちろん不安であれば、時計屋さんに相談でもいいですが、磁気は何処にでもありますから、耐磁の強い時計なら良いですが、普通の機械式時計やアンティークを使う場合には、自分で簡単に磁気抜きできるのはありがたいと思いました。

 

 

 

 

安心できる時計 信頼できる時計

ちょうど今日で購入してから3ヶ月を迎えたロンジンヘリテージコンクエスト。90年代からずっとあるシリーズなので、ヘリテージっていうより普通に現行品って言っていいんじゃないかと思うけど、まぁどっちでもイイか。

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ほぼ毎日使ってるからちょっと小傷が目立ってきたかも。

今まで買いためてきた他の時計達をたまにつけてはみるけど、この時計が快適過ぎてすぐに戻してしまう。ヤバイ時計です。夏中使用していましたが、ベルトのヘタレはほとんどありません。ロンジン純正ベルト、どこが作っているのか知りませんが非常に頑丈です。腕馴染みもイイ。精度は安定して日差5秒以内。使用されているETA 2824は豪華仕様の高級機ではないけれど、腕時計に純粋に性能を求めるならば、これほど安心して使える機械も他にないんじゃないかと思います。

使い続けることで日々増していく信頼と安心は、メーカーがいかにスペックを誇示していようが関係なく、それ以上に揺るぎないものであるといえるでしょう。

 

 

 

 

セイコー サード復刻 海

セイコーサードをようやく海で使えました。

コロナ禍で、今年は無理かと思っていましたが、海開きをしているところがあり、さりとて人出も少なく、人気のビーチですがゆったりと使えました。

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遊泳区域の最深部は3mほど。

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200m防水はオーバースペック。

日常生活防水でもOKだろうと思いますが、

一番懸念するのは竜頭部分の頑丈さ。

静かに使うなら日常生活防水でもOKでしょう。

しかし腕をフリフリ、色々水中で作業しながらでは不意に竜頭が開放されるリスクも。

それはヤバイです。

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ここは信頼性を考えると20気圧防水以上のGーSHOCKのようなデジタルか、アナログならダイバーズウォッチの方が安心です。

透き通った海の中で見る愛用品もまたオツなものであります。

場所は植村直己さんの故郷に近い海。

非常に透明度の高いことで地元では有名。

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セイコーダイバーズがまた一つ記憶に刻まれました。