2018年に購入したセイコーダイバー。
俗称は日本ではサード(復刻)、海外ではタートル。
セイコーダイバーはプロフェッショナルを除いて、普通のデザインのファースト、植村直己さんが北極で使ったことで有名なセカンド、そしてセカンドをシャイプアップしたサードへと続きます。その後、4th、5thは聞いたことがありません。
海外の愛称タートルの名の通り、いかにも頑強そうな鉄の塊であるダイバーズのデザインに何処か愛嬌のある腕時計。
セイコーの道具然としたデザインはむしろセカンドの方が強いかもしれませんが、スッキリしたCラインは時計好きが最も愛する普遍的デザインの一つであり、いつまでも飽きのこない良品だと思います。
4R自動巻という廉価ではあっても質実剛健で歴史はすこぶる古く、現行セイコー機械式の中ではファイブから続いておる7Sの子孫で安心設計。いつまでも長く愛用できるダイバーです。
精度はそこそこ実用的な範囲。個体差もあります。機械式時計はその精度も含めて自分の時計の個性と思えば愛着も増しますね。
最近、腕時計が高価で贅沢品になってしまいましたが、サード(タートル)は気兼ねなく使えて、「この時計が好きだから使ってる」と価格に関係なく胸を張って愛用できる素晴らしい腕時計の一つであります。
防水性の高さは、セイコーですから言うまでもありませんね。