平成もいよいよ終わりが近い今日現在のところ、中の機械は
8L(8振動)(10振動)
6R(6振動)
4R(6振動)
がゼンマイ仕掛けの機械式
あとは
スプリングドライブがゼンマイ式クオーツ
それからソーラークオーツに高トルク7Cクオーツ。
以前には自動巻発電キネティックもありました。
何種類あるか?海外版も合わせると把握できないくらい多種。
このうち、めっちゃ高価なのは8Lメカとスプリングドライブ。
4Rや6Rに比べて8Lはそれほど優れているのか?という質問が他所にもありましたが、これって答えようがないなぁと思う。
例えばコップ。ん?なんでコップ?まぁ聞いてください。
僕は自宅で長年気に入って使ってるのがフランス製のデュラレックス。これ食堂やってる人には馴染み深いと思いますが、荒く扱っても床に落としても割れたことがない。しかも安い。
でもちょっと高めのウィスキーなどを飲むのにはとっておきのバカラ使ったりします。
普段使いの丈夫で安いデュラレックスと雰囲気たっぷりの繊細なバカラ。どっちが良いコップでしょうか?答えられないですよね。
そういうことだと思います。
つまり、普段使いでちょっと荒く扱ってもビクともしないデュラレックスは4Rや6Rあるいはソーラー。いくらでも買い直せる気軽さも。でも壊れないから買い直すこともほとんどありません。
ちょっと洗うときも気をつけて丁寧に扱うバカラは8Lやスプリングドライブ。持ってる満足感と贅沢感は素晴らしいものがあります。どっちも大事です。でもなかったら困るのはデュラレックスかな。でもバカラもそこそこ丈夫だと思います。丁寧に扱うので壊したことがありません。笑
自分がセイコーダイバーズに求めるのはデュラレックスですか?バカラですか?ってことですよね。
どちらも!
という声もありますが、ここは常識的に男らしく一択といきましょう。
8Lやスプリングドライブを荒く扱える人が最も漢!かもしれませんが、コスト対を考えると僕はセイコーダイバーズに関してはデュラレックス扱いしたいタイプなので4Rや6Rやソーラーを選びます。
セイコーダイバーズほどボディの傷が勲章に見える時計はないと思います。
写真は5300回も海に潜ったオリジナルのセカンド(植村)モデルです。綺麗とは言えないですが、格好いいと僕は思うのです。
そしてこちらは本当に植村さんのセイコーダイバーズ。やはり傷が勲章のように見えます。
45万円のセイコーダイバーズをこういう使い方できます?
僕は無理だ。
この当時の植村モデルは手頃な値段の普及品だったようです。つまり今の4R、6R、ソーラー達のようなもんでしょうか。
僕個人のことを言えば、
セイコーダイバーズに求めたいのは宝飾品のように大事にいつまでも美しく扱いたいものではなく、それ使ってどこかに小冒険に行きたい、行ってしまいたい!傷ついたって仕方ないじゃない。傷がつきにくいセラミックベゼルやサファイアガラスやダイヤシールドケース&ブレスではなくて、自分の冒険の数だけエイジングされていく時計、そんな感じです。
そう思った時に、どうしても欲しくなったのはサード復刻でした。また別記します。
セイコーダイバーズの選び方。
個人によって違って全然いいと思います。
実際オークションでもセイコーは高値で取引されることも多いメーカーです。
8Lのコレクションモデルを所有しておくのも時計好きの有り方として一つの正解だろうなと思いますし。
すごい数の選択枝を用意してくれてるセイコーダイバーズは面白いですね本当に。