気まぐれ腕時計館

腕時計好きになって31年。貯めてきた戯論を気ままに書いています。

2019年 気まぐれウォッチ オブ ザ イヤー

2019年もワンサカと魅力的新作腕時計が出ました。

個人的にはスピードマスターのキャリバー321搭載モデルなんか、よく作ってくれたねと思うのですが、新作と言えるかどうかは疑問。

他メーカーも過去のモデルの復刻はありがたいですが、どうも何かが違うと思います。ノスタルジーは嫌いではないんですけどね。特に機械式腕時計においては、そもそもがノスタルジーな世界ですから。

 

ですが、昨年は日本メーカーがやってくれました。私的にダントツで最高の新作と言えるのは、この時計をおいて他にありません。

 

「ザ シチズン キャリバー0100」

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年差1秒!

他のどの腕時計が刻む1秒よりも正確な、限りなく研ぎ澄まされた「純度の高い1秒」を刻む

この時計には様々な新技術が使われています。

詳細はシチズンのサイトをじっくり読んであげてください。

https://citizen.jp/news/2019/20190320_3.html

 

はるか昔から、人類は精度の高い計時を追求してきました。最近ではセシウム原子時計を利用して電波受信時計やGPS受信時計が一切の狂いなく完璧な精度を示していますが、それはあくまで他力本願。自力で最高の精度を追求するのは時計史にあるべき究極の姿勢だと思うのです。

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正当な技術には正当な対価が支払われるべきです。

プラチナモデル180万円

チタンモデル80万円

この価格は決して高くはないと思います。