ステンレスモデルでも結構に高価。
税込み1661000円。
セラミックベゼル等の外装グレードアップはあれど、通常1861モデルの約3倍の価格は高価と言わざるを得ない。
けれど、321というムーブメントは前述したようにコレクター向けと考えられるので、ちょうど良い価格とも言える。いやむしろ安いかもしれない。
もともと、
1861のスピードマスタープロフェッショナルが現代の時計相場を考えればコスパが高すぎる。
これは昔からそうだけど、
おそらく考えられる限りの逸話でスピマスプロほどぶっ飛んだ逸話を持つ時計はないし、機構的にもずば抜けて魅力がある。
なのに実売50万ほどで買えるのは、買わない理由を書き上げられるディープな時計オタ以外の人が買わない理由が逆にわからない。
1861スピードマスターは持っていて損はない時計の筆頭だと思います。
321に関しては、1861があまりにメジャー過ぎて人と差をつけたい人。アポロ月着陸と同じムーブメントでないとやだ!という人にはいいでしょう。861が宇宙で数多く使われていた事実はありますが、月面で使われたかは不明です。ただし、NASAのテストにはパスしています。
そして現在最も信頼できる手巻きクロノグラフ であることも事実。それはおそらく321復刻よりも頑丈なはずです。