これは頂き物です。
英国ロータリーのカンタベリー。
通称はシャーロック。
英国のドラマ「シャーロック」の主人公が着用していたそうで、その筋では有名らしいです。全く知らなかったので、TUTAYAでDVD借りてきました。名探偵の事件解決ものは好きです。
37mm径、上品なデザインなので時々使おうと思います。
ちょうど良いサイズです。
ミヨタクオーツなので、信頼性もそこそこあるでしょう。
昨年購入して非常に気に入ってるG–SHOCK。
イルクジ2019年モデル。
ブルーのベースをスケルトンベゼルで覆ったもの。
機能もシンプルだし見た目もそれらしくて一目でこれはイイ!と久しぶりにイルクジを買いました。いくらだったか忘れましたが、3万円もしなかったと思います。
最近写真で見たこの669万円の時計↓を見て、イルクジの方が明らかにコストパフォーマンス高いよね?と自分独りで納得しています。
いやぁ、いいんです。
腕時計は自己満足できることが肝要ですから。
アストロンを1週間使用していて少し気になることがありました。
わかりますでしょうか?
秒針が15秒を指しているところで長針がちょうどインデックスをピタッと指します。
つまり購入時は気がつかなかったのですが時針(長針)が15秒〜20秒遅れていました。
普通の時計を使用されてる人は
「なんのこと?合わせればいいんじゃない?」と思われるでしょう。
ごく普通の時計であれば長針の位置は竜頭で調整可能ですが、アストロンは微妙な長針の調整はできません。長針は5秒毎に動きます。そして時刻設定は手動でもできますが、その場合は1分毎に動くので長針の取り付け位置が組み立て時に少しズレていたらズレたまま動きます。
なので長針のズレはメーカーあるいは腕の良い時計修理師さんでなければできません。
このことは時計店の店員さんでも理解できていない人が多く、説明してもわかってもらえなかった上、挙句には「そのレベルを言われるならGSを買ってもらわないと…」と言われる始末。口論はなるべく避けたく、時計店とは良いお付き合いをしたいので、「ですよね」と軽く笑って返しましたが、心では笑っていませんでした。ちなみにGSはクオーツと機械式を所有しています。そしてちなみにGSとアストロンでは針の調整方法がまるっきり違います。笑
時計店と交渉するのは速攻で諦めて、メーカーと直接お話することにしました。お客様相談室に問い合わせたところ非常に気持ちよく即座に理解してもらえました。そして納得のいく丁寧な対応とサービスでありました。あたりまえ?ではないです。こういう対応はあたりまえではなく、真摯にユーザーと向き合おうという姿勢を持っているメーカーでないと無理です。クレーマーと思われても仕方ないような細かい話ですから、とあるサービスによってはそういう話は跳ね除けられることもあるようです。真摯で丁寧な対応は日本メーカー、セイコーならではだろうと思います。もちろん、全ての出荷品がそういう初期調整が必要ないものであればもっと良いのですが、大量生産品、特にシビアな取り付けを要求されるモデルではある程度の誤差は許容範囲なのかもしれません。実際に気にならない人は気づきもしないと思います。
セイコーのバシッとした気持ちの良いフォローのおかげで、自分好みの完璧な状態になって帰ってきたアストロン。
つい最近に出会ったにも関わらず、調整してもらったことで完全に自分の時計になった気がします。現在考えられる最高のシステムを搭載したアストロン。メーカーフォローも併せて信頼性は抜群。とても長〜い付き合いになりそうです。
GPSウォッチをシチズンとセイコーに絞り、ほとんどアテーサに決めていたのに、アストロンを連れて帰った理由は3つ。
1つは、付加機能の使いにくさ。
アラーム、クロノグラフ がついているのは魅力的だけれど、竜頭をわざわざ引っ張ってモードチェンジというのがピンとこなかった。
間違って2つ引くこともありそうだし、竜頭を壊しそうな気がしました。
実際には大丈夫だろうと思うのですが、モードチェンジが面倒だと使わなくなるだろうなと。
使わないとわかってるなら、最初からない方がややこしい表示にならなくていいし、GPSウォッチに求めるものはそういうものではないだろうと。アストロンも一見ややこしい文字盤にみえますが、すべてGPSウォッチを使いこなしたい人には必要な表示であります。50ページある説明書を読むとわかります。
もちろん、説明書をほとんど読まなくても全く困らずに使えます。矛盾していますが事実です。
2つは、裏蓋の位置。
アテーサ↑
真横から見るとわかりますが、ラグの末端よりも裏蓋が出っ張っているのがアテーサ。裏蓋がラグの末端位置よりも凹んでいるのがアストロン。これはつけ心地に大きく影響します。
出っ張っていると浮いた感じになり大きさが目立ちます。一方アストロンは完全に腕に沿います。
3つは、その裏蓋の形状。
アテーサははめ込み式。アストロンはねじ込み式。
防水上は問題ないと思いますが、強度的にはねじ込み式の方が良いように思います。ムーブメントの厚みを解消するためだと思われますが、おそらくセイコーの方が薄型ムーブメントを作れたんでしょうね。
以上の3点が大きく影響しました。真面目な時計作りとしてはスペック上アテーサが上だと思います。しかし購入にあたってツボをおさえているのはアストロンじゃないかと。
もちろん好みの問題があります。あくまで個人的な意見です。
セイコー、シチズン、カシオとあるソーラーGPSウォッチの中でこれを選んだのは単にデザイン。シチズンでもカシオでもデザインが好みであればOKだと思います。
SBXC003
前モデルの機械をコンパクトにできたので一回り小さくなりました。
16.5cmの細腕ですが、そんなに違和感なく収まります。
肝心の受信感度は比較対象がないですが、すこぶる良好と言えます。強制受信させてもあっという間ですし、寝てる間に室内にいるにも関わらず受信しています。(条件下で違いはあると思います)
受信するのかしないのか、結構時間がかかる地上波電波時計に比べてノンストレス。
シチズンやカシオもどんな感じなのか試してみたくなります。試す機会があれば。
まだ使い出して4日なので、インプレとしては弱いですが、腕時計はこれ一本あればいいんじゃない?って言葉をこの時計に使うとマジになりそうなヤバイ時計です。
同じことをシチズンやカシオのGPSウォッチにも言えるとは思います。
2011年6月にシチズンがGPSソーラーウォッチを発売。その数は一般発売もされたものの極端に少なく、ほぼコンセプトモデル扱い。
一方で2012年9月にセイコーは本格的にアストロンGPSを発売させる。
SBXA021
両社ともに世界初の衛星電波受信機能付きソーラーウォッチを作ったのは自社だとしていますが、微妙ですね。現在も性能差は無いに等しいですが、どちらも同じような開発経路を辿ってるのではないかと思います。詳細わかれば、また書きたいと思います。
追記 (1月29日)
シチズンとセイコーのカタログ2012年版がたまたまありました。
見ると、シチズンには衛星時計の説明はありますが、ラインナップにはありません。まだ未確認ですがコンセプトモデルを限定で出したあと一般販売はしばらくしてからだったのかと。
この辺りが両社の主張で食い違うところでしょうか。
ちなみにシチズン初号機には位置情報獲得システムはなかったようですね。GPSの利用そのものにはセイコー(EPSON)の方が少し先にいるのかもしれません。
また詳細わかれば修正加筆いたします。