GPSウォッチをシチズンとセイコーに絞り、ほとんどアテーサに決めていたのに、アストロンを連れて帰った理由は3つ。
1つは、付加機能の使いにくさ。
アラーム、クロノグラフ がついているのは魅力的だけれど、竜頭をわざわざ引っ張ってモードチェンジというのがピンとこなかった。
間違って2つ引くこともありそうだし、竜頭を壊しそうな気がしました。
実際には大丈夫だろうと思うのですが、モードチェンジが面倒だと使わなくなるだろうなと。
使わないとわかってるなら、最初からない方がややこしい表示にならなくていいし、GPSウォッチに求めるものはそういうものではないだろうと。アストロンも一見ややこしい文字盤にみえますが、すべてGPSウォッチを使いこなしたい人には必要な表示であります。50ページある説明書を読むとわかります。
もちろん、説明書をほとんど読まなくても全く困らずに使えます。矛盾していますが事実です。
2つは、裏蓋の位置。
アテーサ↑
真横から見るとわかりますが、ラグの末端よりも裏蓋が出っ張っているのがアテーサ。裏蓋がラグの末端位置よりも凹んでいるのがアストロン。これはつけ心地に大きく影響します。
出っ張っていると浮いた感じになり大きさが目立ちます。一方アストロンは完全に腕に沿います。
3つは、その裏蓋の形状。
アテーサははめ込み式。アストロンはねじ込み式。
防水上は問題ないと思いますが、強度的にはねじ込み式の方が良いように思います。ムーブメントの厚みを解消するためだと思われますが、おそらくセイコーの方が薄型ムーブメントを作れたんでしょうね。
以上の3点が大きく影響しました。真面目な時計作りとしてはスペック上アテーサが上だと思います。しかし購入にあたってツボをおさえているのはアストロンじゃないかと。
もちろん好みの問題があります。あくまで個人的な意見です。