気まぐれ腕時計館

腕時計好きになって31年。貯めてきた戯論を気ままに書いています。

僕がスマートウォッチをあまり使わない理由

以上述べてきました通り、アップルウォッチは腕に乗せる道具として非常に優れた機能を持っている革新的デバイスだと思います。

「デバイス」コンピューターの機能を果たす道具。そうなんですよね、アップルウォッチは時計の機能も付いた腕の上のデバイスなんですよね。もう従来のアナログVSデジタルのような話ではなくて、腕時計VSデバイスの様相であります。デバイスを使うことがファッションとして成り立つかどうかは別として自己主張にはなると思います。

非常に便利な腕上のデバイス。ですが僕のアップルウォッチは2週間ほど毎日使った後は今に至るまで普段の生活に使うことがありません。たまにランニングの時に使ったりはしています。何故か?必要ないからです。アップルウォッチよりもiPhoneの方がはるかに便利ですし、iPhoneを持たない時がほとんどないので、両方使う意味がないのです。せめて常時時間表示してくれたら使いやすいですが、ほとんど真っ暗だし…「時間が一目ですぐにわかる」というのが腕時計の最大の長所であり、生まれた理由であります。腕上でいちいち操作が必要ならば、スマホを取り出す手間くらいは何てことはないし、取り出した後の操作感はアップルウォッチとiPhoneでは格段に差があります。操作ストレスを考えるとアップルウォッチは多機能を使おうとすると凄くストレスがかかります。特に老眼だと尚更。

ランニングの時は非常に便利です。

電話もできるし財布にもなるし、距離やペースも表示してくれるので、アップルウォッチだけ持ち出せばバッテリーがもつ範囲内で何処まででも走れます。これは本当に便利です。

 

これもすでに書いていますが、ランニングに限らず腕に直接つける利点を活かせる健康器具としてアップルウォッチは非常に優れたデバイスだと思います。しかし、健康管理は数字だけでは表せないところもあるので、あくまでも今は参照程度のデバイス。たまにとんでもないエラー表示もしますし…

僕はデバイスよりも従来の腕時計がやはりシンプルな機能ゆえに信頼できる相棒として使いやすいと思います。本当に疲れてる時は数値よりもストレスフリーな機能だけでいいかなと。数年での使い捨てを前提としたデバイスをこれから将来的に毎日使うのは、ちょっと抵抗もあります。そんなのはiPhoneだけでいいかなと。

 

でも、ミッキー表示は本当に素晴らしいと思います。時刻を知る必要がないのに未だについ喋らせてしまいます。f:id:echolo223:20190529212632j:image

 

 

スマートウォッチ ディスポーザブル

非常に優れた機能を持つアップルウォッチ。

機能面では従来の腕時計達は太刀打ちできません。

常時表示されないことを除いては正確さ視認性においても圧倒的です。

また、iPhone同様にアップデートされた新型が定期的に出るでしょうから、古びることもありません。ちょっと高いディスポーザブルと考えれば常に最新のデバイスを身につけられるという有利さを体感できます。バッテリーのもちもスマートフォンを毎日使っている我々には全く苦にならないでしょう。

腕に機械をつけるという習慣、文化が廃れないというのはP.デュフォーさんが仰る通り重要だったかもしれません。

これも先に書きましたが今後、医療との連携が更に進めばその計測精度を参考することにより突然死を防げれば人類の平均寿命は伸びる可能性があります。

ちょっと大袈裟な話になってしまいましたが、従来の腕時計はもはやファッションと同じく文化に昇華してて、発展性としては少ない。

ギミックとして超絶もんだったり、素材やデザインにおいて工夫があったり世相を反映してたりしますが、時刻を知らせるところからは出ていない。というかそれしかできない。できたとしてもスマートウォッチに比べると甚だ幼稚。

従来の腕時計を否定するのではないけれど、同じ土俵で争うものでないことは明白だと思います。

スマートウォッチと時計文化

ほんの数年前ですがアップルウォッチが出始めてスマートウォッチが湧き出した頃、

フィリップ・デュフォーさんというスイスの時計師さんにお会いできる機会を得ました。

スマートウォッチは従来の腕時計に対してライバルあるいは脅威になるでしょうか?という司会者の質問にデュフォーさん、「昨日今日、若者の腕を眺めてると腕時計をしていない人が多かった。スマートウォッチを使う習慣を持てば、いずれ機械式時計を使うようになるかもしれない。まず腕に時計をつけるという習慣が復活するのは寧ろ歓迎すべきことです。」とのこと。ある意味、楽観的な見方ではあります。スマートウォッチと機械式時計では必要とされる立ち位置がかなり違います。

しかし、真摯に機械式時計を作り続け、腕時計を使うという習慣、というよりも文化をデュフォー氏は大切に考えられていることがその他のトークからもヒシヒシと伝わりました。

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スマートウォッチは人間の脅威になるか?

業界の王様ロレックスをも凌駕する勢いのアップルウォッチ(もう完全にアップルウォッチの話です)。

アプリを使えば無限大に腕の上で使用用途が広がります。日本国内ではまだ認められていませんが、心電図機能も加わり、この先は血糖値機能も加わるでしょう。身体の変化をいち早く察知し高齢化社会の様々な問題を減らす可能性を秘めています。今のところその精度(計時精度ではない)や信頼性において不確定なところがあるのでガジェットの域を超えていませんが、更に発展すれば素晴らしいモニターになる可能性があります。もはや手放せない、いや手放すと罰金を払わされる時代さえくるかもしれません。

未来社会は人間の数十倍、数百倍、数千倍も優れたAIに完全管理されたパーフェクトワールド。そんな社会の一員でありたければスマートウォッチは必携なのであります。

ターミネータースカイネットのように、

機械に支配される時代…やがて来る?

 

僕は機械は友であってほしいなぁ。

スマートウォッチのステイタス

ステイタスウォッチNo1といえばロレックス。

しかしそのロレックスよりも今や売り上げで優っているアップルウォッチ。

そしてそのステイタス性は計り知れない。

というか、ノンステイタスの代表のような時計なんですね。

なぜ人は腕時計を身につけるのか?

人それぞれ理由が見つかると思います。

あるいは腕時計をつけないというのもアリでしょう。

アップルウォッチは腕時計をつける意味を今までと違った形で作ってくれました。

それが何だかはまだハッキリしませんが、数多くの、それこそ様々なシーンで様々な業界の人がアップルウォッチに腕時計の新しい価値観を生み出しているのは間違いないです。

 

(スマートウォッチがいつのまにかアップルウォッチとなってる…)

 

スマートウォッチ 嵌る

使い出した頃、

これは便利だなと思いました。

腕時計はデジタル表示もアナログ表示もクロノグラフも、アニメーションモードにもチェンジできるし、電話もできるしメールもLINEも簡単な文章なら返信できるし、運動のモニターもできるし…書き上げたらキリがない。寝るときは外して充電してると目覚まし時計に変身する。

完璧すぎてこわい。

「今日は運動不足です」的なおせっかいさもカワイイといえばカワイイ。

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完全に007の道具を超えています。

ジャイアントロボだってアプリを読み込めば動かせると思います。

 

スマートウォッチ

スマートウォッチと題したものの、あまり詳しくはない。

仲間内ではいち早く買った(と言っても2年前)と言いつつ、後から買った友人に使い方を教えてもらう始末。

語る資格はないかもしれないけれど、今の時代、スマートウォッチを語らずして時計趣味がなんたるかを知るのも如何なものかと。

実はそういう意味があって、2年前に買いました。純粋に欲しかったわけではなく、一応おさえておこうと言うことで。

もちろんそんなことだから、買うのは一番メジャーなアップルウォッチしか考えていませんでした。f:id:echolo223:20190522175938j:image