スピードマスタープロフェッショナルには搭載しないと言っていたのに、とうとうオメガは聖域に立ち入ってしまいました。
シリコン製ヒゲゼンマイで耐磁のいい機械とかコアキシャルで高い精度や耐久性とかはどうでもいい。
機械式時計はローテクを慈しみ楽しむ時計と思う。揺るがぬ歴史や逸話を備えて今も現存し続けるスピマスプロは所有の如何に関わらず愛すべき銘機。
この時計にだけはこういう高級化を狙った中途半端な先端技術を搭載せずにオリジナルのまま作り続けて欲しかったというのが正直なところ。
キャリバは3861というらしい。
https://www.omegawatches.jp/ja/watches/speedmaster/moonwatch/apollo-11-50th-anniversary/product
できれば上記リンク先のような限定の製品だけにして欲しい。
と思うのは僕だけだろうか。
全モデルにコアキシャルを搭載できたオメガ、
コアキシャルという機構が嫌いというのではない。でも約束を破って最後の聖域にまで手を出した今のこのメーカーがもしもスピマスプロ全モデルに3861を採用するなら僕はもう魅力と信頼を感じない。