気まぐれ腕時計館

腕時計好きになって31年。貯めてきた戯論を気ままに書いています。

一生モノの腕時計 (使うの?使わないの?)

腕時計を修理もせずどうしても何十年ももたせるにはどうしたらいいか?

答えは簡単。

使わないことです。

でも家宝の茶器でもあるまいし、使わないままの腕時計は既に腕時計としては終わってて、家宝の茶器以下の存在でありましょう。価格に反映される値打ちの話ではありません。デッドストックで保存されている腕時計の方が使用済みの腕時計より高値になるのは当たり前です。

 

でも、そういう事ではないですよね、一生モノって言うのは。

道具本来の目的として持ち主の役に立つ。長い年月の間に持ち主に信頼される。そして持ち主にとって唯一無二と言っていい存在になる。

そういうイメージだろうと思います。

 

修理のことについて少し書きました。

定番品や長い年月作られているもの、あるいはメーカーがしっかりしてて部品単位で全て修理可能としているもの。色々ありますが、基本的にはメジャーなメーカーでメジャーな時計を選んでおけば無難でしょう。メーカーが永久修理をうたっても倒産しない可能性はない。長期保証をうたってる新興メーカーなど、よほど自分とこの経営に自信があるんだなと感心します。

5年保証ですが、3年で倒産したので修理できません。なんて詐欺ですからね。多額の借金をいい加減な約束でしておいて計画自己破産するのと似ているような。

メジャーメーカー以外で一生モノを探すなら本当に買う方も覚悟が必要だと思います。