まず最初に、
比較で言うと当たり前だけど機械はシンプルな方が頑丈ということ。
そういう意味では機械式のクロノグラフでシンプルな三針時計よりも頑丈なものはないと言っていい。クオーツにしてもデジタルは除外してアナログタイプは壊れやすい。
もちろん絶対ではなく、あくまでも確率の問題。
だからクロノグラフの中で比較すると頑丈なのかというと話が違ってくる。
何をもって頑丈とするかはやっぱりつくりのシンプルさかと思う。歴史と使用されている多さで言えば7750に勝てる機械はないでしょう。
だけど7750は頑丈かというのも意味はない。複雑な部品が入り組んだクロノグラフである以上、壊れる確率は高いのです。
スピマスプロのCAL861を長年使って、実際に不具合が出たことがあるから言います。
複雑な機械で繊細な機械を穴だらけのケースに収めた時計が頑丈さを売りにするのはどうかと思います。
頑丈だと言われたから買ったのに…
となる前に、なぜ機械式のクロノグラフが良いと思ったのかを購入前に考えられた方がいいと思います。